子どもの身長を伸ばすには?低身長で悩ませたくない方に

子ども身長

身長が伸びる子どもはどんな生活をしている?

最近の子どもたちは手足が長く、すらっと身長の高い子が多いですよね。

「身長は遺伝で決まるものだから…」
とお子様の身長について特に気にしていない方も少なくないと思います。

しかし、お子様の身長を決めるのは実は遺伝だけではありません!

お子様の成長に重要なのは
ズバリ「生活習慣」です。 

遺伝は今から変えることができませんが
高身長を生み出す環境をつくりだすことは可能です。

反対に、大きくなる遺伝子を持つお子様でも環境が整わないと高身長にはなりません。

この記事では、お子様の成長を促す環境についてすぐに取り入れることのできる習慣とともにご紹介します。

子どもの身長を伸ばすための4つのポイント

まず、子どもの身長を決める4つのポイントについてお話します。

実は身長が伸びる子どもの生活は、以下のポイントが抑えられている環境である場合が非常に多いです。

  1. 食事
  2. 睡眠
  3. 適度な運動
  4. 低ストレス

食事や睡眠、運動はなんとなく想像つく方も多いと思います。

中には
食事だけは気を使っている方や、睡眠だけは十分だという方など

一部はすでに実践している方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、最後のストレスに関しては「心の状態がなぜ身長に影響するの?」と疑問に思われる方が多いのではないでしょうか。

これらのポイントを押さえた環境というのは
言い換えると、心身共にゆとりのある生活であることを意味します。

この記事では4つのポイントを詳しく説明する前に
まずは子どもの成長や身長が伸びる仕組みについての基礎知識をご紹介します。

身長の伸びは骨の成長が必要

身長が伸びる仕組みをご存知でしょうか?

何となくは想像できても、実際に説明するのは自信がないという方も多いかもしれません。

背が伸びることで変化している身体の部分は、筋肉や皮膚などさまざまですが
その中でも一番重要なのは骨の成長です。

骨の成長無くしては、身長は伸びません。

では、身長を伸ばすための重要な構成要素である骨はどのように大きくなるのでしょうか?

成長ホルモンは身長を伸ばすのに重要

骨の成長を促すには、成長に必要な栄養素を食事から取りいれることが重要です。

しかし、いくら食事から栄養を取り入れていても「成長ホルモン」が分泌されないとなかなか骨は大きくならないのです。

成長ホルモンについて、一度は耳にした経験のある方も多いのではないでしょうか。

成長ホルモンは、骨だけでなく筋肉や皮膚をはじめとするからだを構成するあらゆる器官の成長にも必要不可欠です。

身長を伸ばすには骨の成長が欠かせませんが、丈夫なからだを作るには筋肉や血管も丈夫でないといけませんよね。

この成長ホルモンは、成長起爆剤のようなもので肝臓に働きかけることで身体のあらゆる部分の成長を促す別の物質(ソマトメジンC)の分泌を促します。

いわば、成長サイクルのスタートボタンを押す役割を担うのです。

成長ホルモン分泌のカギは、睡眠です。

十分な睡眠時間や、質の良い睡眠が分泌量に大きく関わってきますので
普段の睡眠に問題点や気になる点がある場合は一度寝室の環境などを見直してみても良いかもしれません。

子どもの身長が伸びやすい時期とは?

子どもの成長はあっという間で
知らない間に身長がかなり大きくなっているなんてこともありますよね。

身長の伸びる速度は、子どもの間であればどの年齢でも同じというわけではありません。

急速に身長が伸びる時期と、比較的ゆっくり身長が伸びる時期があるのです。

お子様の背が高くなるには、急激に身長の伸びる特に大切な時期に先に述べた4つのポイントを押さえた生活を送る必要があります。

この身長が特に伸びる時期には個人差がありますが、
平均すると大体同じような時期に身長が伸びることが分かっています。

男子のピークは小学校5年生から中学3年生の時

男の子の成長速度が最大になるのは、大体11歳から14歳くらいです。

高身長の方はこの時期に特に身長が伸びています。

また、高身長の男性はこの前後にも背が伸びており、言い換えると一番成長する時期の前にできるだけ大きくなっており
後にも背が伸びる習慣を続けることが重要になるのです。

女子のピークは小学校3年生から中学2年生の時

一方で、女の子の成長速度は9歳から13歳で最大になります。

女の子は男の子と違って生理が来てしまうと背があまり伸びなくなってしまいます。

言い換えると、高身長の女性になるには、初潮の前にできるだけ身長を伸ばす必要があります。

身長が最も伸びる時期はもちろん、その前後も成長を促す生活環境に身を置くことが男女ともに重要なポイントです。

身長が伸びた子どもがしていたこと

先述した、高身長を作り出す環境の4つのポイントを思い出してください。

  1. 食事
  2. 睡眠
  3. 適度な運動
  4. 低ストレス

の4つでしたね。
背の高い人は、先ほど述べた成長のピークに毎日のさまざまな習慣によって4つのポイントを見たす生活を送っていることが多いです。

では、高身長の人たちが実際に行っていた生活習慣にはどんなものがあるのでしょうか。

以下の文章では、高身長の方が実際取り入れていた生活習慣を具体的にご紹介します。

朝から伸びをしよう!

まずは明日からでもすぐに試せる習慣についてご紹介します。

それは、「ストレッチ」です。
ストレッチの習慣と聞くと、お風呂上りに時間をかけて…と考えてしまうかもしれませんが

朝起きた後に、座ったままベッドの上で伸びをするだけでも効果が期待できます。

実際に、高身長の方で朝起きてすぐにグーっと伸びるのが習慣だったという人は多いです。

では、なぜ朝の伸びが高身長のコツになるのでしょうか。

朝と夜で身長が違うという話を一度は聞いたことあるかもしれません。

この理由は、1日を通して骨同士の隙間が重力で狭くなってしまうからです。

からだを伸ばすことは、委縮してしまったからだをもとに戻すという効果があります。

ストレッチをして体を正常な状態にしておくことは
高身長に欠かせない骨の成長を促す環境を整えることに他ならないのです。

まずは、寝起きに座った状態で手を組み、天井に向かって大きく伸びをするという簡単な習慣を身につけてはいかがでしょうか。

姿勢を正し、背骨を整える

骨の成長を促すには、全身を正常な状態にしておくことが重要なのは先ほど説明した通りです。

からだの委縮だけでなく、からだの歪みも骨の成長には悪影響を及ぼします。

からだの歪みは、姿勢の悪さからくる場合が多いです。

姿勢の悪さは、身長の決め手となる背骨に大きな負担をかけることになります。

朝と夜で身長が違うのは重力が原因だと話しましたが、
姿勢が悪いと正常な状態よりもさらに負担が大きくなってしまうのです。

姿勢の悪さは、意識することで直せるものも多いので、
猫背や足を組む癖は早いうちに直しておくと高身長につながるでしょう。

運動習慣がある、たくさん遊ぶ

高身長の方に子ども時代を振り返っていただくと

外で元気に走り回っていたという答えが予想以上に多いものです。

健康的な体づくりに運動が欠かせないのは容易に想像できますが

高身長と快活な子ども時代がなぜ関係するのか不思議に思われる方も多いかもしれません。
お子様が運動や元気に遊ぶのは野外が多いと思います。

実はこの「外で遊ぶ」ことが、高身長には欠かせないのです。

外遊びが成長を促進させる秘密はセロトニンとビタミンDにあります。

どちらの物質も生成には太陽の光が重要になってきます。

セロトニンは、よく「幸せホルモン」として耳にするかもしれません。

その理由は、セロトニンが脳の命令をスムーズに体へと伝えるために重要な物質であり、心身の健康には欠かせないものであることに由来しています。

加えて、セロトニンは質の良い睡眠にも欠かせません。

質の良い睡眠にはメラトニンという脳内物質が関わってきます。

前述のとおり、質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌にも重要でしたね。

セロトニンを多く分泌させるには、太陽の光を浴びることがカギとなります。

太陽の光はビタミンDの生成にも一役買っています。

ビタミンDは、カルシウムやリンなど骨を作る栄養素の吸収を高めます。

カルシウムが骨に良いのはご存知の通りかもしれませんが

いくら食事から摂取しても吸収なくしては骨の成長を助けません。

食事から摂取したカルシウムを吸収する働きを担うのがビタミンDなのです。

これらの理由によって、外で運動や遊びをすることがお子様の成長を助ける手がかりとなるのです。

とにかく寝る!

成長ホルモンの分泌に睡眠が欠かせないのは先に説明した通りです。

人によって必要な睡眠時間には差がありますが、
十分な睡眠なくして高身長はつくられません。

それでは、どれほどの睡眠時間が必要なのでしょうか。

高身長の方にアンケートを取ると、9時間以上睡眠をとっているという方が30%以上という結果になってます。

加えて、夜の睡眠以外にも昼寝などでしっかり寝ていると回答する人が多いです。

睡眠時間が長いだけでなく、深い睡眠がとれている人も多いです。

睡眠の質を高めるには運動などが重要ですが、昼寝の習慣や寝具なども見直してみてはいかがでしょうか。

バランスよく食べること

バランスの良い食事が健康的な体を作るのは容易に想像できるのではないでしょうか。

バランスの良い食事はもちろんですが、高身長の方はお肉と炭水化物の割合が高いという驚きの結果が出ることも少なくありません。
炭水化物は太るからといって敬遠する方もいるかと思います。

しかし、炭水化物は人間にとって重要なエネルギー源であり
エネルギー不足になると成長に欠かせない骨や筋肉のたんぱく質を分解することでエネルギーを補給使用とする働きが体内には備わっています。

ですから、お子様の成長を助けるには運動や遊びで消費したエネルギーをできるだけ早く補給するが必要があるのです。

もちろん、炭水化物だけではバランスの良い食事とは言えませんし
他の栄養素もしっかりととる必要があります。

ですが、まずは体内のエネルギー不足に陥らないようできるだけ多くの食事を心がけ
その内容を少しでもバランスの良いものにしていく取り組みが高身長を作るには欠かせないでしょう。

ちなみに、おやつや間食はどうなの?と思われる方もいるかもしれません。
結論から言いますと、朝昼晩の食事をしっかりとっている上での間食は成長にはプラスです。

食事足りない栄養素を、間食で摂取するのもよいかもしれませんね。

お母さんの手料理が成長の秘訣

栄養補給に欠かせないのが毎日の食事ですが
高身長の方は手料理、特にお母さんの作った料理が好きと答える方がとても多いです。

お母さんの手料理といってもご家庭によって様々かと思います。

高身長の方にどんな食事をしていたか聞いてみると
バランスよくと答える方も多くお母さまが栄養バランスに気をつけた食事を作り、その料理をおいしく食べるという習慣が整っていたのでしょう。

また、食卓に一度に並ぶ品目が多かったと答える方も多く
様々な栄養素を一度の食事でできるだけ多く摂取する環境で生活していたのかもしれません。

ポジティブ思考、くよくよしない

高身長な方の生活習慣、最後の一つは心の状態についてです。
これまでご紹介した習慣は、食事、睡眠、適度な運動の4ポイントを抑えるものでした。

この記事をここまで読んでくださった方はお分かりかと思いますが
4つのポイントを欠かすことなく抑えるの環境が必要であり
一つのポイントを抑えることが別のポイントを抑えることつながる場合も多くあります。
(たとえば、運動が質の良い睡眠を促すなど前述の通りです。)

では、お子様の心の状態はどのように成長と関係するのでしょうか。

じつは
心の状態は成長ホルモンの分泌量に関わってくるのです。

ストレス過多になると
からだの中ではストレスに対抗するためにカルシウムが消費されます。

繰り返しになりますが
カルシウムは骨の成長になくてはならない栄養素なので無駄な消費はできるだけ避けた方か成長にはプラスになります。

加えて、不安定な心の状態は成長ホルモンの分泌量を少なくさせるとも言われています。

これらの理由から、できるだけストレスが少なく、また安定した心の状態を保つことが高身長への第一歩ともいえるでしょう。

お子様の心の状態に親ができることなんてあるのだろうか…
と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

親の精神状態は、思っている以上に子どもの精神状態に影響を及ぼしているものです。

まずは、ご自身の精神状態を良好に保ち、お子様に惜しみなく愛情を注ぐことができる環境づくりを心がけてください。

また、ポジティブ思考は無駄なストレスをため込まないために効果的だといえます。

もし、お子様がネガティブ思考しがちで悩みを抱えこんでしまう性格の場合は
前向きな考え方ができるようアドバイスしてあげると良いかもしれません。

子ども用の栄養補助食品はどうなの?

バランスの良い食習慣でもお話しましたが
3食しっかり食べたうえでの間食は成長にとってプラスに働く場合があります。

では、足りない栄養素を補うためにサプリメントやプロテインに頼るのは良いのでしょうか。

サプリメントやプロテインは飲んだ方がいい?

結論から言いますと、
サプリメントなどで特定の栄養素を補給するよりも

バランスの良い食事からまんべんなくさまざまな栄養素を摂取する方が効果的だといえます。

骨の成長に必要なカルシウムを例にとると、
カルシウムを摂取するためだけに牛乳や小魚をたくさん食べ
炭水化物はほとんどとらないなんて食事を続けていると必ずエネルギー不足になります。

お子様の成長に必要なのは特定の栄養素ではなく、毎日の生活習慣や環境です。
足りない栄養素を補う目的で使用するのはもちろん効果的だと思いますが、
まずは食事からできるだけ多くの栄養素を摂取できるよう心がけてください。

まとめ:身長を伸ばす生活習慣

ここまでお子様の成長に関する基礎知識と
高身長になるために効果的な環境づくり・生活習慣について紹介してきました。
高身長を作る環境の4つのポイントは

  1. 食事
  2. 睡眠
  3. 適度な運動
  4. 低ストレス

であり、
これらのポイントを満たすためにできる習慣は

  • 寝起きの伸び
  • 正しい姿勢での生活
  • 野外での遊びや運動
  • とにかく寝ること
  • バランスの良い手料理
  • ポジティブ思考

などをご紹介してきました。

どの習慣もお金や時間がそこまでかかるものではなく
毎日のちょっとした心がけで変えられるものも多いです。

ぜひ、試しやすいものからトライしてみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

みちる

保育士をしながらママをしています。 子どものことでいつも手がいっぱい。。 もっと時間が欲しいと思うこの頃。